この記事は2019年8月に行ったフェリー旅
- 小豆島1周ツーリング1泊2日(船内泊)のツーリングレポートです。
夏休みの2日間でツーリングできる場所を探しました。暑いけれど夏なのでやっぱり海が見たいですからね!
小豆島の訪問は3年ぶり3回目となります。自宅からちょうどよい距離で離島旅を味わえる大好きな島です。
バイクを乗り換える予定があったので3年前に大冒険した思い出の地を巡る旅でもありました。今回は海を見て走るのと、前回は行けなかった寒霞渓の山道を走るのが目的でもありました。
やっぱりフェリーを使った旅はワクワクして楽しかったです。
小豆島一周ツーリングを計画されている方の参考になればと思います。
主な旅の目的、 小豆島を選んだ理由
小豆島1周ツーリング1泊2日(船内泊)の旅程
日数:1泊2日(船中泊)
1日目:神戸港新港 am 1:00発 ~坂手港→(船中泊)
2日目:坂手港 7:15着 →寒霞渓 →中山棚田 → 海沿い→珈琲とブーケ → オリーブ園 → 土庄港 → MINORI GELATO→ 坂手港 17:45発 → 神戸港新港 21:00着
小豆島1周ツーリング1泊2日(船内泊)で走ったルート
小豆島1周ツーリング 走行距離 約120km 島内のみ
走行距離的は控え目ですが旅感十分!
朝早くからの寒霞渓に行く人はほとんどおらずロープウェーの始発よりも先に到着しました。途中ウリボウに遭遇して親イノシシの気配を感じて逃げたり、サルに威嚇されて追いかけられたり、ヘルメットの耳のところに虫が入っていたりと野生の動生物との闘いでした(苦笑)怖かったです!!!
暑さ対策にこまめに水分補給、休憩多めを心掛けました。瀬戸内芸術祭のアート作品も点在しているので現代アートを巡る旅も面白いかもしれません。
寒霞渓のサルまじで怖いです!!
通り過ぎたのにわざわざ引き返してきて追いかけてきましたから(こけなくてよかった)
ヘルメット内の虫も走行中にパニックになるので山中でヘルメットかぶる時は中もちゃんと確認しましょう…
どれぐらい必要?小豆島1周ツーリング1泊2日(船内泊)の旅の予算
食事代:2000円ぐらい
宿泊代:なし
フェリー:8790円 (二輪126㏄~往復4000円 乗船料1名往復3,790 深夜土休日ダイヤ+1000円)
おみやげ+ガソリン代(任意)
小豆島1周ツーリング1泊2日(船内泊)の費用は
ガソリン代おみやげ代抜きで約11,000円ぐらいでした。
小豆島1周ツーリング1泊2日(船内泊)で立ち寄った スポット
「寒霞渓」
台風の後だったので道がかなり荒れていました。途中山道では枝や落石、イノシシにサル…。
サルには真っ赤な顔で威嚇されて追いかけられましたので恐怖体験でした。
寒霞渓のバイク置き場におじさんに誘導されて停めました。ヘルメットをいつも通り置いていたら虫が耳の部分に侵入していて耳元から羽音が聞こえる恐怖体験をすることに…(パニック)
URL: https://www.kankakei.co.jp/
「中山の棚田」
URL: https://shodoshima.or.jp/member/detail.php?id=166
近くのカフェに行く予定が、整理券を配っていても行列なぐらい混んでいて今回は断念。
「瀬戸内国際芸術祭」 アート作品
小豆島は瀬戸内国際芸術祭の会場でもあるので、いたるところにアートが点在します。今回もいくつか回りました。
URL: https://setouchi-artfest.jp/
「珈琲とブーケ。」
コーヒー屋さんで野菜のキーマカレーと珈琲をいただきました。店主と夏の甲子園の話で盛りあがり、ゆっくりのんびりさていただきました。
URL: https://tabelog.com/kagawa/A3705/A370501/37008993/
「道の駅オリーブ公園」
暑さに負けて休憩しに行きました。人で大混雑でした。ほうきを持って映える写真が撮れるとかで「ほうき貸出待ち」の列ができてました。夏休みですもんね。水分補給とお土産を購入して早々に退散!
「道の駅小豆島ふるさと村」
またまた暑さ避難に立ち寄りました。こじんまりとした道の駅です。人が少ないのでレストランでのんびりアイスティーをいただきました
URL:https://www.shodoshima.jp/
土庄港
少し時間があるのでアート作品を見に行くことにしました。お土産物屋さんもここが一番広くて充実していました。
「MINORI GELATO」
クールダウンタイムにジェラート屋さんに寄りました。混雑していてあまりゆっくりできませんでした。ジェラートは変わった素材もあるりました。濃厚で美味しかったです。でもマルキン醤油のしょうゆソフトクリームを食べたほうがゆっくりできたかな。
小豆島のその他の有名立ち寄りスポット
今回立ち寄りませんでしたがおすすめのツーリングスポットはまだまだあります。
「エンジェルロード」
干潮時に現れる砂浜で、歩いて渡れるようになります。恋人聖地だとかなんとかよくあるやつですね。(おいおい)
潮見表を見て訪れましょう 。今回は干潮の時間と合わなかったので訪問しませんでした。
URL:https://shodoshima.or.jp/member/detail.php?id=170
「マルキン醤油記念館」
お醤油の製造工程の見学ができます。しょうゆソフトクリームも食べられます。
http://moritakk.com/know_enjoy/shoyukan/
「オリーブ温泉」
2016年訪問時に寄りました。おふろでさっぱりしてからフェリーに乗れるのでおすすめです。併設のレストランでゆっくりくつろぎながら夜ご飯を食べてフェリーまでの時間をつぶしました。
URL:http://www.marunaka.net/_olive/
「二十四の瞳映画村」
中に入っていないので何とも言えませんがお時間がある方立ち寄っても。
URL:https://www.24hitomi.or.jp/
小豆島 1周の距離は? 縁取り1周すると約120㎞、主要道路を使えば4~5時間
小豆島観光協会Webサイト
URL:https://shodoshima.or.jp/
瀬戸内海に浮かぶ人口約2万8千人(2017年現在)の島。
主要道路を海岸に沿って走れば約3時間ぐらい。
寒霞渓など内側もまわったとしても4、5時間もあれば周れる規模感です。
ちなみに縁取り1周すると約120キロです
2016年に縁取り1周ルートはこんな感じ (最後の最後の半島は酷道すぎてびびって断念した)
こちらも約110㎞、最後の半島を入れてコンプリートしたら約120㎞でした。
主要道路ではなく小豆島の南側の半島の道は「狭い、細い、落ち葉、枝、落石」のいわゆる酷道で、道がいいとは言えませんのでお気をつけください(免許取りたてで行った人)オフ車だと楽しめると思います!いつか縁取りリベンジしたいです。
神戸港から小豆島へのフェリーでのアクセス
神戸港新港-坂手港 航路で小豆島に行くパターンは2つ
朝便にするか夜行便にするか、それぞれのメリットデメリットが
前回は下記「① 朝便で出発」で行ったので今回は「② 前日夜行便で出発」で行きました。どちらも経験しましたが弾丸旅なのでそれぞれのメリットデメリットがあります。ご自身のポイントで決めてよいと思います。 今回は猛暑なので涼しい午前中に走れるように「②前日夜行便」を選択!
- 朝便で出発、夜行便で翌日早朝に 帰ってくる
- 前日夜行便で出発、夜便で帰ってくる
①朝便で出発、夜行便で翌日早朝に 帰ってくる
メリット
・観光地のお店が開いていないなどの心配がない
・立ち寄り湯でお風呂にゆっくり入れる
・朝日を見ながら帰宅できる
デメリット
・暮れてからは何もすることがないので時間をもてあます
・道が真っ暗
・平日は夜行便がない
往路
便 | 神戸港新港発 | 坂手着 | |
朝便 | 平日 | am 6:00 | 9:20 |
土休日 | am 8:00 | 11:20 |
復路
便 | 坂手発 | 神戸新港着 | |
夜行便 | 平日 | なし | ※夜便 20:30 → 24:00あり |
土休日 | 22:40 | [高松経由]→翌日5:15 |
②前日夜行便で出発、夜便で帰ってくる
メリット
早朝の道が混んでいない(早朝の寒霞渓は野生動物に注意)
夏は涼しい午前中に走れる
デメリット
早朝に着くので店や施設が開いていない
早朝野生動物に出くわす
深夜便なのでゆっくり眠れないままツーリングすることになる
往路
便 | 神戸港新港発 | 坂手着 | |
夜行便 | 平日 | am 1:00 | [高松経由]→ 7:30 |
土休日 | am 1:00 | [高松経由]→ 7:15 |
復路
便 | 坂手 発 | 神戸港新港着 | |
夜便 | 平日 | 20:30 | 24:00 |
土休日 | 17:45 | 21:00 |
小豆島ジャンボフェリーの船室
4F : カーペット席
3F : 和室・カーペット席 レディース専用ルーム(カーペット席とイス席)
2F : 洋室・イス席
1F : 個室
座席のリクライニングは真横に倒せないので夜行便はカーペット席を確保するのがよさそうです。横になると疲れが取れますからね。女性一人旅なのでレディースルームの カーペット席の確保を目指しました。
小豆島ツーリング時のジャンボフェリー攻略法!すばやく場所を確保せよ
バイクは車よりも人より早く乗船できます。バイク客の数にもよりますがバイクを駐車してすぐに船室に急げば、徒歩乗船組の先頭の方と同時に船内に入れるぐらいのタイミングなので戦えます!
乗船前に荷物をまとめておくことをおすすめします。くれぐれも船内で走って怪我などしないようにしてください。
レディースルームのカーペット席の寝床をゲットできました。
小豆島へのフェリーは複数航路あります
航路は複数あります。お近くの港をご利用ください。
高松から小豆島
- 高松港-土庄・池田・草壁港 フェリー(約60分)
四国フェリー https://www.shikokuferry.com/timetable/takamatsu-tonoshou - 高松東港-坂手港 ジャンボフェリー(約70分)
ジャンボフェリー https://ferry.co.jp/shoudoshima-line/
岡山から小豆島
- 新岡山港⇔土庄港 フェリー(約70分)
両備小豆島フェリー https://ryobi-shodoshima.jp/time/ryobi_ferry/ - 宇野港 ⇔ 豊島各港⇔土庄港 フェリー(約90分
小豆島豊島フェリー https://www.shodoshima-ferry.co.jp/ - 日生港⇔大部港 フェリー(約60-70分)
両備小豆島フェリー https://ryobi-shodoshima.jp/time/setouchi_kankokisen/
兵庫から小豆島
- 姫路港⇔福田港 小豆島フェリー(約100分)
小豆島フェリー https://www.shikokuferry.com/ - 神戸港新港⇔坂手港 ジャンボフェリー(約180分)
ジャンボフェリー https://shoudoshima-ferry.co.jp/
まとめ|「小豆島1周ツーリング1泊2日(船内泊)」ルート、おすすめスポット紹介:バイクで一人旅、ソロツーリングレポート
ウリボウが飛び出してきて親イノシシに怯えたり、サルに追いかけれたり、ヘルメットに虫が入ってきたりとハプニングもありましたが良い思い出です(笑)
観光スポットが南側に集中しているためお盆明けの8月に行っても島の北側は人が少なく、海沿いにバイクを停めてのんびり海を眺め最高の景色が味わえました。北側ももっとみんなに巡ってほしいです。
小豆島を海沿い走っていたらこんな風景に出会えます
小豆島ツーリングは何度行っても楽しい!
小豆島島内で泊まると夕日、朝日、星空の撮影もできそうです。キャンプしてもいいかもしれませんね。今回時間と暑さで体力が持たなかったので立ち寄らないところもありましたが、船内泊、1泊2日でも十分楽しめると思います。
早朝発深夜帰りになっても良ければ姫路港往復でできなくはないようです。過酷だけど…
小豆島1周ツーリングで活躍したアイテム
ハンディ扇風機!
今年よく見かけましたよね。重点式のこちらを購入しました。バッグにひっかけてツーリングに持ち歩いてみましたが大活躍でした。